集中力を身につける
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書道とは筆に墨を含ませ文字を書きます。筆を使うため鉛筆で紙に字を書くこととは手の使い方など大きな差があります。書道では消しゴムが使えないのでやり直しができません。途中で書き損じてしまうとその書はもう手直しすることができないのが書道です。ですから、失敗しないように書くしかありません。失敗しないためには一字一画に精神・意識を集中させて書かくことが必要になります。書く文字数が多くなればなるほど、より集中力が必要となってくきます。
集中して書道を行うことを繰り返し行っていくことで集中力を身につけることにつながってきます。 |
良い姿勢を身につける
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習字や書道できれいな字を書くためには正しい姿勢でなければなりません。どの書道教室でも最初に指導するのが姿勢です。
正しい姿勢を学ばず変な姿勢が身についてしまうと、正しい姿勢になることが困難になります。小さい頃から正しい姿勢を習慣として身につけるために習字・書道教室は役立ちます。 正しい姿勢が身に付くことは大人にとっても良いことです。パソコンやスマホの画面を長時間見ていたりすると猫背、首の痛み、肩こりや腰痛などの症状につながります。正しい姿勢が身についていると自然と正しい姿勢に戻れるようになります。 |
昔の書に触れることができる
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現在の漢字は古代に作られ簡略化された字体になっています。書道では度々古代に書かれた書物をお手本とすることがあり、普段見ることのない古代の漢字を知る機会に出会えます。日本や中国の書家は現在の漢字ではなく、古代に作られた味わい深い古代の漢字を使って表現する書物が多く、漢字のルーツを知り古代人の知恵や文化、感性といった深い意味を感じたり汲み取ったりできるこも楽しみの一つです。
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礼節を身につける
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「道」がつく武術も芸術もすべて日本古来から伝わるものは「礼節」を重んじています。書道も人が人らしく発展した言語と文字を大切に後世に伝えていく文化として生まれ受け継がれて来たものです。今ではパソコンの普及で文字を書かずにキーボードを打つだけで文字(文章)を伝えることができますが、電気、機械が無くなっても伝えらるのが手で書く文字です。古代に作られた文字文化を敬いながら文字の持つ意味を理解し文字を作り出した先人を尊ぶ姿勢こそが「礼節」であり後世に伝えていくべき文化と言えるでしょう。
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向上心を身につける
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習字、書道を続けていくと姿勢も良くなり筆も扱いも上手になり綺麗な字がかけるようになっていきます。常に目標を持ちもっと綺麗に書きたいと思う気持ちが湧いてくれば向上心が高まり修練が楽しくなります。楽しくなるともっともっとやりたくなる。目標を持ち、その目標に向かってチャレンジする向上心を持つ方法を自分で見つけ頑張れる自分を作り出すことができるようになります。
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思考力を身につける
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ただお手本を真似するだけでなく、どうしたらお手本のように書けるかを思考し、実践を繰り返しながら修練していくことで分析力、思考力、実行力が養われます。ただ、言われたとおりにやるだけではなく自分で考え実行することで思考力を身に着けていくことができるようになります。
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字を書く基本が身に付く・字が綺麗になる
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習字を続け、綺麗に字がかけるようになりたいと思い、目標を持って修練を続ければ、必ず綺麗な字が書けるようになります。特に小学校低学年くらいの歳から始めると上達が早いです。
習字では正しい書き順の他に、筆を操作し、とめ・はね・はらいといった基本的な字の部分とバランスなどを学んでいきます。そして筆の操作といった基礎が身に付いたら、次はどのようすれば綺麗な字が書けるのかを思考して書くようになります。ここで大事なのが思考力と向上心です。
綺麗な字が書けるようになると、役に立ちことが多くなってきます。文字は人を表すといいます。丁寧な字を書く人は何事にも丁寧なやり取りをする人だと印象を与え、汚くて雑な字を書く人は何事もいい加減というような印象を与えてしまいます。印象であり、性格が字に確実に表われるのではありませんが、美しく整った字を書く人の方が好印象で受け取られることは否めません。
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ご相談・お問合せ
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光苑書道教室毎週水・土 幼児〜大人まで毛筆・硬筆を教えています。
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